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ボルシア・ドルトムントからガラタサライに移籍しながら、当面公式戦に出場できない状況となっているMFケヴィン・グロスクロイツが心境を明かした。

グロスクロイツの移籍は、トルコの移籍ウインドウが閉まる5分前にガラタサライが提出した書類の1枚が署名されていなかったことが原因で正式に成立せず、FIFA(国際サッカー連盟)に認められなかった。それでも同選手はガラタサライに加入することを希望し、ドルトムントとは契約解消に至っている。

「これからの4カ月は公式戦に出られず、つらい時期になるだろう。でもトレーニングで全力を尽くすよ。チームのために、いつもやっているようにね」

ガラタサライへの加入を冬に延期する考えはなかったとも強調している。

「それは選択肢になかった。僕は27年間ドルトムントに住んで、初めて外に出ることになるんだ。新しい街や人びと、チームのことを知りたい。ガラタサライは熱心に誘ってくれたし、彼らは僕が居心地良く過ごせるように、何でもしてくれているんだ」

今夏にガラタサライに向かった友人のFWルーカス・ポドルスキとはチーム内で「良いムードをつくる」とし、「彼は毎日、僕にメッセージを送ってくれているよ」とポドルスキとの関係について語った。冗談を交えながら「残念ながら、くだらない内容のものが多いけれどね」ともコメントしている。

いきなり難しい状況に置かれたグロスクロイツにとっては、すでに仲間が在籍していることは大きな支えとなるに違いない。「もちろん、ポドルスキのような知っている選手がいることはアドバンテージだよ」と話している。

(C)Goal.com
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000035-goal-socc

デデの引退試合に参加したグロスクロイツ

グロスクロイツは5日にシグナル・イドゥナ・パークで、長年ドルトムントで活躍したデデの引退試合に参加し、8万人の観衆が集まったこの試合で、同選手も送り出されることになった。ドイツ『シュポルト1』で「僕はいつまでもドルトムントのファンでいるよ」と語った

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愛するクラブに感謝

思わぬトラブルを迎えたグロスクロイツだが、自身の「インスタグラム」では古巣ドルトムントのサポーターへ感謝のメッセージを残している。「残念ながら1月まではトレーニングをするのみだけど、僕はそこで自分自身 を証明してみせる」と、前向きな姿勢も明かしている。

「ドルトムントのファン、友人、そして支えてくれているサポーター全ての人へ。ここで僕の将来について話さなければいけないけど、まずはみんなにありがとうを言いたい。この6年間、本当に素晴らしいサポートをしてもらった。前向きで励みになるような言葉の数々、本当にありがとう。素晴らしいチーム、そして監督やスタッフ、6年間一緒にプレーしたチームメート全ての人にも感謝をしている。

 そして何より最も大きなありがとうはファンに伝えたい。常に僕と、この唯一無二のクラブを背後から支えてくれた。僕がクラブへの忠誠心を失うことはない。新たな選手がやって来たり、僕のように出て行く者もいるだろう。それでもドルト ムントはそこにあり続けるんだ」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00010001-soccermzw-socc

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