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ナバスの心境はいかに……

結局、今夏のマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアのレアル・マドリード移籍は実現しなかった。

レアルは3000~3500万ユーロの移籍金に加え、現在守護神を務めるケイロル・ナバスも交渉に組み込まれた。

これで両クラブは合意したと思われたが、『マルカ』によると移籍へ向けた書類の提出が締め切り時間に間に合わず、思わぬ形で移籍が実現しなかった。結局はナバスがこれまで通り守護神を務め、デ・ヘアはマンUに留まることになり、状況は何も変わっていない。しかし同紙は、現状維持にはならないと警告している。

まずデ・ヘアは冬の移籍市場までファン・ハール監督の下で耐えることになり、状況はどう転ぶか分からない。当然本人の心はレアルにあったわけで、心理面に及ぼす影響は大きい。

レアル残留が決定したナバスは、先日のベティス戦で最高のパフォーマンスを見せたにも関わらず、今回もデ・ヘア獲得のための駒として使われてしまい、心中穏やかではないはずだ。あれほどのパフォーマンスを見せてもレアルはデ・ヘアの方を守護神として迎え入れる考えで、ナバスはあくまでデ・ヘアが来るまでの繋ぎ要員だったわけだ。ナバスがレアルに疑問を抱いても不思議はない。

同紙はデ・ヘア獲得を巡る問題は両選手に悪影響を及ぼすと伝えており、今後のパフォーマンスが悪化する恐れも考えられる。願いが叶わなかったデ・ヘアとレアルから信用されなかったナバス、今夏の間ずっと続いたこの問題は2人に何らかの影響を与えるだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150901-00010016-theworld-socc

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